福島県庁のある辺りが,旧福島城の二の丸の処で,今は,紅葉山公園となっています。
この日は,台風が昼には襲来するか,という日で・・・・夜も雨風はあって・・・この時間帯も,雨は傘も要らない程度でしたが,時折,強い風が舞っていました。

丁度裏手は,阿武隈川が市内で濁川・大森川・荒川などの支流の流れを引き入れた後の流れで,この日は濁流でした。
台風の朝のせいか,深い緑の公園でした。
ちなみに,県庁裏手の銅像は,河野広中・・・維新〜大正までの政治家です。自由民権運動とか・・・。

それほど,広い公園でもないのですが,深い感じでした。
公園外れには,稲荷神社です。
杉妻神社ですね。

そして,板倉神社が阿武隈川を見下ろすように鎮座されてます。
福島という都市の歴史を知る上で、まず訪れて頂きたいのが、この阿武隈川河畔、福島城址付近にある板倉神社で、藩祖の板倉重昌(寛永15年(1638)年元旦、島原の乱で討死)が祀られています。 重昌は天草島原に蜂起したキリシタンの一揆を鎮圧するために幕府が組織した連合軍の総大将でしたが、この乱で討死してしまいます。その後、彼の後裔が元禄15(1702)年から福島藩主となり、この町の近世史が始まったのです。尚、本殿は旧城内にあった藩祖重昌の御霊屋が移築されています。---だそうです。
板倉というのは藩名ですね・・・若山牧水の歌碑は有名なようです。
台風前夜を過ごした旧城の名残の場所は・・・・その緑の深さで,心に残りました。